【長良川鉄道 乗り方】乗ってみよう!清流を眺めながら進む長良川鉄道の魅力と注意点

交通

 こんにちは、岐阜県郡上市に関する情報を発信している、のぶです。

 この記事では「長良川鉄道」の乗り方、その魅力といくつかの注意点を書いています。岐阜県郡上市への観光に「長良川鉄道」を利用したいと思っている方々の参考になれば幸いです。

長良川鉄道とは?

 長良川鉄道は、岐阜県の美濃太田駅と北濃駅の間を結ぶ路線です。日本三大清流にも数えられる長良川の美しい流れに沿って運行しています。

 和紙やうだつの上がる町並みで有名な「美濃市」や、郡上踊りで有名な「郡上市」を通っています。

 【公式】長良川鉄道株式会社(ながてつ)人と人 地域と地域 自然と心を繋ぐ会社 (nagatetsu.co.jp)

長良川鉄道の魅力

長良川鉄道の魅力は、岐阜県の美しい自然をゆったりのんびりと堪能できることです。

列車は日本三大清流の1つである長良川の清流沿いを進みます。沿線沿いには美しい風景が続きますので、ガタンゴトンとゆっくり進む列車の中で非日常を味わうことができます。

長良川鉄道の乗り方

名古屋方面からお越しの方は「美濃太田駅」から長良川鉄道に乗る場合が多いかと思いますので、ここでは美濃太田駅からの乗り方を記載します。

美濃太田駅が長良川鉄道の始発駅です。

まずは名古屋方面から、JR線で美濃太田駅に向かいます。

JR線のホームから長良川鉄道のホームは見えています。しかし一度改札を出る必要があります。

JR線のホームから、長良川鉄道のホームがすぐ隣に見えている。

JR線の改札を出たら、長良川鉄道のホームは向かって左側です。

美濃太田駅には長良川鉄道用の改札はありません。代わりにホームに券売機が設置してあります。

ホームに設置してある券売機。現金派の方は、ここできっぷを買う必要がある。
時間帯によっては並ぶこともあるので時間には余裕を持ってお越しください。

長良川鉄道を利用する際、基本的には事前の乗車券購入等は不要です。当日、このホームの券売機にて金で切符を買います。またPayPayやクレジットカードのタッチ決済の利用も可能です。

ただ電子決済を利用する方も、念のために現金はあった方が安心だと思います。

※長良川鉄道には、一部事前予約が必要な観光車両があります。ご注意ください!

※長良川鉄道の駅の多くは無人駅となっています。駅の中には券売機自体が設置していない駅も多いですので、その際は切符は買わずにそのまま電車に乗ってください。ただし必ず乗車時には必ず整理券を取ることを忘れないように!電車から降りる時に精算となります。(クレジットカードのタッチ決済を利用の方は、乗車時にカードリーダーへタッチすればOK)

長良川鉄道の車内はどんな感じ?ほんの少しだけ紹介

さあ、それではいよいよ長良川鉄道に乗り込みます。長良川鉄道はワンマン運転となっており、後乗り前降りですので進行方向に向かって後ろ側のドアから入ります。

車内に入ると、整理券とクレジットカードのタッチ決済読み取りリーダーなどがありますので、現金派の方は整理券を取ります。クレジットカードタッチ決済の方は、カードリーダーにタッチをしてください。

クレジットカードは、あくまでも「タッチ決済」対応のもののみ、使用可能です。

画面下のオレンジの機械が整理券。その上の黒い機械がタッチ決済の読み取りリーダー。
PayPayのバーコードも設置してあります。

長良川鉄道は車両に種類がいくつかあり、かなり特色のある車内となっています。今回私が乗った車両は、食品サンプルで有名な郡上八幡をPRした車両となっていました。

車内の一部をほんの少しだけ撮影。うわ!コーヒーがこぼれている!と思いきや、これもサンプルです、初めて見たらぎょっとすること間違いなし。

このような食品サンプルが、車内のいたるところに置いてあります。思わず写真を撮りたくなりますね。

この「食品サンプル号」以外にもいくつか種類がありますので、車窓からの風景はもちろん、車内の雰囲気もぜひ楽しんでください。

長良川鉄道利用時の注意点

①運行本数が少ない

最大の注意点が運行本数が少ないということです。小さなローカル線ですので万が一、乗り遅れてしまうと、2時間近く待つこともあります。駅周辺には、時間をつぶせるような場所もなかなかありませんので、必ず時間には余裕を持ってお越しください。

郡上八幡駅の時刻表。時間帯によっては2時間に1本程度しか運行していない。

②券売機は先に現金を入れないと作動しない

駅に設置してある券売機を使う時も注意点が。この券売機は現金を先に入れないと作動しません。都会の感覚だとタッチパネルで買いたいきっぷを選んで、最後に現金を投入する流れが一般的かと思いますが、こちらは逆になりますので注意してください。

画面にもちゃんと注意書きが大きく書いてありますが、行き先の書かれた画面が目に入ると、不思議とどうしても行き先のボタンを先に押したくなるんです。その結果「あれ?反応しない・・何で?接触が悪いの??」と慌てることになりますので注意してくださいね。

駅に設置してある券売機。「お金を先に」入れないと、いくら行き先をタッチしても反応しません!

繰り返しですが、券売機を設置していない無人駅も多くあります。その場合、現金で乗る方は切符無しの状態で整理券だけを取って乗車し、電車から降りる際に精算をしてください。

③電車は後乗りの前降りです

長良川鉄道は、後乗りの前降りとなっています。つまり、乗る時は進行方向に向かって後ろ側のドアから乗り、降りるときは進行方向に向かって前側のドアから降ります。

通常の電車のように好きなドアから乗って、好きなドアから降りる、ということはできませんので注意してください。

ワンマン運転である長良川鉄道では、後乗り前降りになります。

まとめ:個性豊かな長良川鉄道を楽しもう

いかがでしたでしょうか。

本記事では岐阜県のローカル線「長良川鉄道」の魅力や、乗り方、そしていくつかの注意点をまとめました。ローカル線ゆえに、運行本数が少なかったり乗り方が特殊だったりする部分はありますが、それも含めてとても個性的な路線となっています。

非日常を味わえる、旅にはぴったりのすてきな路線だと思いますので、興味がある方は一度乗っていただけると嬉しいです。くれぐれも乗り遅れることだけはないように注意してくださいね。

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