こんにちは!岐阜県郡上市に関するブログを書いている、のぶといいます。
今回は郡上市の明宝地区を散策してみました。今回も車は使わずに、バスと歩きで散策をしてきましたので楽しんでいただけると幸いです。
目次
★今回の旅のポイント★
- バスの本数がかなり少ないので、バスの時間に合わせてスケジュールを組む
- 観光の中心は「道の駅」
- お店も少ないので定休日や臨時休業には要注意
- 明宝を代表するグルメを堪能する
郡上八幡城下町プラザを出発(7時40分)
今回の旅の出発地は「郡上八幡 城下町プラザ」です。旅の目的地である「明宝地区」までは路線バスで向かいます。「明宝線」という路線バスが出ているのですが、このバスの本数がめちゃくちゃ少ないです。
「な~んだ、まあまあバスの本数あるじゃないか」と思ったあなた。残念ながらこのバス停の時刻表には”明宝線以外の路線”も書かれているので、今回乗る「明宝線」の本数に限ると1日数便しか出ていません。
例えば城下町プラザ発で、平日の午前中に明宝方面へ行くバスは「6時39分」と「7時40分」の2便だけという運行になっています。
「明宝線」の時刻表・運賃表はこちら
絶対に乗り遅れることのないように注意せねば・・。今回は「7時40分」発のバスに乗って出発です。なお城下町プラザから明宝地区までは、およそ30分ほどの距離になります。
明宝のおしゃれなカフェでモーニング(8時30分)
バス自体は一般的な路線バスと同じようなバスです。平日の朝ということもあり、車内はガラガラ。のんびりとバスは進んでいきます。気軽に乗れる。これがバス旅の魅力。
30分ほどであっという間に明宝地区へ到着。城下町プラザのある八幡市街地よりも川の上流部に位置する明宝地区は、自然がより豊かな印象を受けます。
今回私は「畑佐口」というバス停で下車。バス停周辺を少しブラブラして8時30分を過ぎた頃、お目当てのカフェへ向かいます。今回訪れたのは「明宝SOGO CAFE」です。
元々は製材・建築関係の会社をされていた跡地にオープンされたカフェ。2階にある店内はとても広く、お洒落でモダンな内装にびっくり。
こちらでモーニングをいただくことに。バスに乗っていただけですが、お腹はしっかりペコペコです。
開店早々に行ってしまったにも関わらず、とても丁寧に対応していただき感謝です・・。そのうえ経営されている奥様がわざわざ出てきて下さり、お店や明宝のことを色々とお話してくださいました。
フリーWi-Fiもあるので作業にも最適。奥様との話にも花が咲きついつい長居してしまいましたが、次の場所へと向かいます。ランチも営業されているそうなので、今度はランチにも行きたい!
※水曜日が定休日とのこと。周辺には飲食店がほとんど無いので注意して下さいね。
明宝SOGO CAFEのホームページはこちら
せせらぎ街道を歩く
カフェを出た後は「道の駅明宝」へと向かいます。せせらぎ街道を川沿いに下っていくルートで、ここからは徒歩で移動。およそ50分の距離です。食後の運動も兼ねていざ出発。
徒歩50分。結構な距離ですが基本的になだらかな下り坂ですので、気分的にはだいぶ楽です。ちゃんと歩道もあるので比較的歩きやすい印象でした。同じ50分でも上りだと厳しいと思います。
道の駅明宝へ到着(10時45分)
せせらぎ街道を歩くこと50分。ほぼ予定通り「道の駅明宝」へ無事到着!下り坂になるようにSOGO CAFE→道の駅というルートにして正解でした。
お土産コーナーや野菜の朝市の他、お食事処やカフェ、また70年近い歴史を持つ「明宝ハム」関連のお店などがいくつか入っています。
「道の駅明宝」のホームページはこちら
「明宝ハム」のホームページはこちら
ランチは鶏ちゃん定食(11時30分)
土産物などをひと通り物色した後、ランチを取ることに。
色々迷いましたが、今回は道の駅内にある「和食処 おかみさん」という食堂へ。
人気メニューの「鶏ちゃん定食」を注文。こちらでは定食の汁物を、通常のお味噌汁にするか、またはつぎ汁にするか選べるとのこと。「つぎ汁って何?どんなの?」ということで、今回はつぎ汁でオーダー。
鶏肉とたくさんの野菜を味噌で炒めた「鶏ちゃん」は、ボリュームも十分。お好みで「追い味噌」をすれば、ご飯が進む進む!
そして個人的に最も衝撃だったのが「つぎ汁」です。写真では一見シンプルなすまし汁に見えますが、その正体は明宝南蛮(=唐辛子のこと)を煮出している、辛い汁になります。
これがめっちゃ辛い!(笑)
下がビリビリする激辛系というよりも、唐辛子の辛み成分が汁に染み出されているので、慣れるまではのどがむせ返るような辛さが混みあがってきます。一口目は思わず咳き込みました。
個人的には定食屋さんで飲んだ汁物の中で、歴代トップクラスに辛かった(笑)
最初飲んだ時は面食らいましたが、段々と慣れてきます。ただ辛い物が苦手な方は通常のお味噌汁の方が無難だと思います。実際、この日私以外のお客さんは多くがお味噌汁を頼んでいました。
でもほとんどの方にとって「経験したことのない味」だと思いますので、ご興味ある方は頼んでみてはいかがでしょうか。単純な激辛とはまた違う、なんとも不思議な味。初めての味に出会えて良い思い出になりました。
お土産として買う前に、一度このお店で試してみてから購入を検討するのもありかも!
※こちらのお店は金曜日と、第1第3木曜日がそれぞれ定休日となっています。(金曜日が祝日の際は営業されるようです。)
和食処 おかみさんのホームページはこちら
のどかな里山と明宝ジェラート(13時)
ふぅ~、お腹いっぱい。
つぎ汁との出会いにも別れを告げて、少し道の駅周辺をブラブラ散歩してみることに。
30~40分ほどかけて道の駅周辺を歩き回ってみましたが、少なくとも歩いて行ける範囲には、これといった観光スポットはありませんでした。まぁ車社会ですので当然といえば当然です💦
「善兵衛桜」という桜のスポットがありましたが、桜の時期ではないうえ、どうやら数年前に大枝が折れてしまい、景観がだいぶ変わってしまったようでした。
のどかな里山の風景を見ながらボーっとする。それもそれで贅沢な時間。美味しい山の空気をたくさん取り込んで気分もリフレッシュです。
胃も少し落ち着いたので食後のデザートといきましょう。明宝の名物シリーズ、ということで「明宝ジェラート」の本店が道の駅の正面にあります。甘いもの好きとして、ここは見逃せません。
「明宝ジェラート」では、飛騨の牛乳や郡上の名水を使用して商品づくりが行われているようです。地元の資源を活用して、それに付加価値を付けた新しい商品を作るって素晴らしいですよね。郡上八幡にも支店がありますが、一度本店に来てみたかったんです。
この日は18種類のジェラートがありました。全部食べた訳ではありませんが、きっとどれを選んでも正解です(笑) 皆さん好きなものを選びましょう。
なお、席数は少ないですがイートインスペースもあります。またテラス席もありました。車の方は車内で食べても良いでしょうね。
肝心の味ですが、もちろん文句なく美味しいです。口の中が幸せで満たされます・・。道の駅に行かれる際は、ぜひこちらにもお立ち寄りされてはいかがでしょうか。
※火曜日が定休日となっています。
明宝ジェラートのホームページはこちら
※人気の焼肉店でひとり焼肉を計画するも・・・
さて明宝ジェラートを食べ終え、時刻は13時過ぎ。
結論から言うと、道の駅を13時50分に出発する郡上八幡行きのバスがありますので、このバスに乗って郡上八幡市街地へと帰るのがスムーズです。
ただ今回私は、もう1軒行きたかったお店がありまして・・。
それが「焼肉屋げんちゃん」というお店です。
いやいや食べてばっかりだなという感じですが、口コミの評価も高いお店でしたのでせっかくならばと、夕食にひとり焼肉を決意。道の駅のカフェや近くのウッドデッキで時間をつぶすことに。
ただ事前に営業確認をしようと店舗に電話をしたのですが、あいにく繋がらず。定休日には当たっていないものの、平日ですと臨時休業の可能性も十分に考えられます。しかも郡上八幡とは逆方向にあるお店なので、お店へ行くには再び路線バスに乗る必要があるんです・・。
結局連絡はつかないままに、ぶっつけ本番で路線バスに乗りお店へ向かってみたのですが、残念ながらこの日はお休みのようでした。ご縁が無く無念・・。今度は事前に予約してから行きたいと思います。
お土産を手に、バスで帰路へ
そんなこんなで「焼肉屋げんちゃん」の近くにあるバス停「明宝郵便局前」から、郡上八幡への帰路に着きました。
実は紹介できませんでしたが、道の駅明宝には「磨墨庵」という、イワナやあまごが食べられるお店なんかもあります。ただ当日はこちらもあいにくお休みのようでした。
特に個人経営のお店は営業日だったとしても、臨時休業の場合があります。こればっかりはご縁なので仕方がないですが、明宝地区はお店の数があまり多くないですので、せめて定休日は事前にしっかりと把握されておくことをお勧めします。
明宝観光の中心地は、やはり道の駅になるかと思います。特に車が無い場合は、道の駅くらいしかなかなか選択肢がありません。
車がある方はアウトドアや温泉などのスポットもありますので、ご興味があれば調べてみてください。また、せせらぎ街道はライダーの聖地と言われることもあるそうですよ!
明宝観光協会のホームページはこちら
「かわきも」は親鳥を使用しているのでかなり歯ごたえがありました。どれも美味しかったです!
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