【観光】郡上八幡城 どれくらいで歩いて登れる?実際に登ってみました

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こんにちは!岐阜県郡上市でブロガーをしている、のぶといいます。

今回の記事では、郡上八幡の代表的な観光スポットである郡上八幡城を、実際に歩いて登ってみた感想を書いています。

せっかく郡上八幡に来たのだからできればお城にも登ってみたいけど、そもそも歩いて登れるの?頂上の天守までは何分くらいで登れるの?といった疑問に答えていきたいと思います。

結論から言うと、郡上八幡城まではスタート地点である「城下町プラザ」から、片道およそ20分程度で歩いて登ることが可能です。

ただしいくつか注意点もありますので、本記事で紹介していきますね。

本記事では主に徒歩でお城に登る場合を想定していますが、郡上八幡城は頂上付近まで車で登ることも可能です。頂上付近に駐車場がありますので、徒歩が困難な方は無理せずにお車をご利用ください。

そもそも郡上八幡城とは?(郡上八幡城の基本情報)

郡上八幡城は1559年、遠藤盛数が現在の城山に陣営を敷いたことが創建とされています。1871年の廃藩置県に伴い郡上藩は廃藩となり、石垣を残して城は一度大部分が取り壊されてしまいます。

その後、地元の郷土振興のため1933年(昭和8年)に木造四層の模擬天守が建設されました。

この八幡城は近代以降に建てられた天守の中では、最も古い木造天守の1つとのことです。

なお、郡上市の重要文化財建造物に指定されています。

(※郡上八幡城の頂上付近にある案内板より)

スタート地点は城下町プラザ!

スタート地点である城下町プラザ。お城に登る前にここでトイレなどは済ませておいてくださいね。

今回のスタート地点は「郡上八幡城下町プラザ」です。ここは郡上八幡観光の拠点となっている場所で、バスターミナルやお土産処がある他、トイレやコインロッカーなども併設されています。また、ここから徒歩圏内には食べ歩きスポットもあります。

見上げるとすでに郡上八幡城が見えています。早速登っていきますよ~。

城下町プラザ内にはお土産処とトイレの他に、コインロッカーもあります。お城まではずっと上り坂なので荷物がある方は、預けておいた方が無難かも。
城下町プラザ脇の道を通ってお城へ。目安時間は書いてありますが、果たして時間通り着くのか・・。山の上にはかすかにお城が見えています。

郡上八幡城に登る①登り始め

城下町プラザを出たら、まずは安養寺という大きなお寺の横の道を上がっていきます。

「八幡城登口」という案内もありますので、道に迷うことはほとんどないと思います。

安養寺の横の道を進んでいく。

お城までは基本的にずっと上り坂です。

荷物はできる限り軽くしてから行きましょう。

上り坂が続く。

安養寺の先で道が2つに分かれます。まっすぐ階段から行っても、道路に沿って左側から行っても、どちらでも同じ道に出ます。道路に沿った方がよりわかりやすいので、今回は左側から進みます。

なお、まっすぐ階段から行く場合は「岸劔(きしつるぎ)神社」の横を抜けていくことになります。

道が二手に分かれています。どちらからでも行けますが、道路に沿って左側から進んでいった方が分かりやすいです。
※まっすぐ階段を進んだ場合は、階段上がって左手にある「岸劔神社」の脇を抜けていきます。

城下町プラザから5~6分ほど歩くと「城山公園」という小さな公園が見えてきます。

ここには大河ドラマで有名になった「山内一豊と千代」の像があり、春は桜が綺麗な公園です。取材日は4月5日でしたが、ちょうど桜が見ごろでした。

途中にある「城山公園」です。「山内一豊と千代」の像があります。郡上ともゆかりがあるとは・・。この日は地域の方々が記念撮影をされていました。

この城山公園を過ぎると、いよいよ本格的な登り口になっていきます。

公園を過ぎると本格的な登り口に。この道を登っていきます。

郡上八幡城に登る②中間地点

周囲よりもややひんやりとしている印象。木々の間を縫うように登っていきます。

登り口に入ると、木々に囲まれた上り坂がだらだらと続いていきます。右に左に何度も蛇行を繰り返しながら山道を登っていきます。

1日を通してあまり陽があたらない場所ですので、周囲よりも気温が2~3℃低く感じました。

まさにつづら折り。このようなくねくねした道が続きます。
お城まではこの一本道ですので、週末などは他の方ともよくすれ違います。
※道中にはこのような「近道」もありますが、足元がかなり悪いので無理して使わない方が良いと思います。今回私も近道は使いませんでした。

郡上八幡城に登る③頂上へ到着

大きいカーブを8~9回ほど登っていくと、ようやく右手にお城が見えてきました。

古い石垣。右手奥にお城が見えています。

そして、ついに到着!やや小ぶりではありますが立派なお城です。

ついに郡上八幡城に到着!

今回、城下町プラザからゆっくりと歩いて、実際に頂上までにかかった時間は22分でした。

城下町プラザ前の案内板には「歩いて18分」と書いてありましたので、目安としてはおおよそ20分前後というところです。

石垣とそびえたつ天守。見上げると迫力を感じます。

頂上付近の様子

頂上には小さなお土産処とカフェ、それと天守へ登る方用の券売所がありますまたお城の裏手には駐車場とトイレも併設されています

天守の中まで登るには、別途入城料が必要ですのでここで券を買う必要があります。ちなみに券を買わなくても、お城の外観を撮ったり町並みを見下ろしたりすることはできますので十分に楽しめますよ。

ただここまでせっかく登ったからには、1回は木造天守を覗いてみてほしいです!

天守へ登るには入城券の購入が必要です。
ここから先へ進むには入城券が必要。
頂上には小さなカフェが。このお店自体は入城券無しで利用できます。
山頂からの景色。山々と清流に囲まれた郡上八幡の町並みが一望できます。
お城の裏手には駐車場と、奥にトイレもあります。

注意点①頂上までは急な上り坂が続く

写真でもお分かりの通り、郡上八幡城は山城ですので、当前ですが頂上まではずっと上り坂となっています。

またお城の周辺はごつごつした石段になっていますので、歩きやすい靴でお越しください。

登る際はもちろん、降りる際も気を付けてください。

注意点②コインロッカーの利用が便利

上り坂に備えて、できれば荷物は軽くしてから行きましょう。

頂上付近ではお昼ご飯などを食べられるようなスペースや広場はほとんどありませんので、持ち物は飲み物くらいで十分だと思います。

また時期によっては、日傘があると日よけ+羽虫よけになると思います。(登り口の木々の道は日陰になっていますが、人によっては羽虫が少し気になるかも。)

城下町プラザの隣にある「まちなみ交流館」の中にも、コインロッカーはあります。

注意点③途中の道は狭くて暗い。気温も周囲よりも少し下がる。

途中の道は車も通りますので、すれ違う時はかなり狭くなります。歩く方も車の方も、それぞれ十分に注意してください。

また街灯などはありませんので、特に夜はほぼ真っ暗になります。夜のライトアップを見に行かれる方は、足元を照らせるようなライトがあると安心です。

そして周囲よりも気温が少し低くなりますので、夜の時間帯や気温の低い時期に行かれる場合は注意してくださいね。

車ともよくすれ違うので注意が必要

注意点④頂上付近はあまり大きくない

頂上付近には大きい広場のようなスペースはほとんどなく、券売所と小さなお土産処くらいしかありません。

お城の外観と、頂上からの町並みの写真を撮ってしまえば、あとは天守に登る以外はあまりやることがないので、人によってはあっさりと見終わってしまう方もいるかも・・。

郡上八幡城の全景マップ。数か所の撮影スポット以外は、大きい広場なども特にありません。

注意点⑤天守の内部では、木造の階段を上る

最後に天守内部へ上る場合ですが、天守内部では木造の階段を上っていきます。

手すりは付いているものの、全体的に古い造りで歩くたびにぎしぎしと音がします。上がる際はもちろん、降りる際も気をつけないと危険ですのでご注意ください。

天守内部。木造の階段を上り下りするたびに、ぎしぎしと音がなります。

まとめ:ぜひ郡上八幡城に歩いて登ってみて!

本記事では、郡上八幡のシンボルである郡上八幡城に、実際に徒歩で登ってきた感想をまとめました。結論として「城下町プラザ」からであれば、片道あたり徒歩約20分で天守付近まで登ることができます。

およその目安としては登りに20分、頂上付近で写真を撮ったり天守に登ったりで20~40分ほど過ごした後、帰り道に20分で、合計1時間30分くらいで観光終了というところだと思います。

郡上八幡観光の際は、ぜひ郡上八幡城も観光先の候補にしてもらえると嬉しいです。

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